【スム】と【ツクル】が共存する未完成住居
当たり前の話ですが、リノベーションの場合、構造体を残しながら不要な壁や天井の解体を行っていくと、既存の個室や水廻り、廊下や天井裏などの境界があいまいになっていきます。そんな状況をみていると、それまで平凡な間取りだった普通の家が無限の可能性のある空間に感じられ、これからまた一つの固められたかたちに向かって完成させていくことがもったいなく思えてきました。
そこで、必要最小限の補強と仕上げ、設備を整えた上でパッと見では完成しているとは言えない状況でもこれぐらいなら住めるかも!?のところで工事を終え、住みながら必要に応じて更新していける計画としました(予算的な面も大いに影響していますが)。
一般的に下地材として販売される建材を転用して仕上げにすることで、今後の更新に向けてDIYによる施工も容易となる為、ホームセンターなどでも入手しやすい材料を多く利用しています。
今後空き家も増えていく中で、既存のもの中に住み手が順応しながら更新していけるリノベーションの在り方に可能性を感じています。
そこで、必要最小限の補強と仕上げ、設備を整えた上でパッと見では完成しているとは言えない状況でもこれぐらいなら住めるかも!?のところで工事を終え、住みながら必要に応じて更新していける計画としました(予算的な面も大いに影響していますが)。
一般的に下地材として販売される建材を転用して仕上げにすることで、今後の更新に向けてDIYによる施工も容易となる為、ホームセンターなどでも入手しやすい材料を多く利用しています。
今後空き家も増えていく中で、既存のもの中に住み手が順応しながら更新していけるリノベーションの在り方に可能性を感じています。








構造と規模
- リノベーション 木造2階建て 99.20
仕上げの素材
- ポリカーボネート波板 構造用合板 フレキシブルボード シナベニヤ ケイ酸カルシウム板 和紙畳 モルタル
施工
- 田中工務店